お酒の席はとっても楽しいですが、「飲み過ぎが身体によくない事」は誰もが理解しています。
しかし、頭では理解していても、気付けば飲んでしまう。
ですので、あなたは困ってるんだと思います。
結論から言うと、節酒のコツや方法は、「2度と飲めなくなる!」と、強く覚悟することになりますね。

つまりは、一番効果があるのは、「アルコール依存症者の実態」を知ることなんですよね。
だって、私はもう2度とお酒が飲めない人なんですから(笑)
ちなみに、私は節酒に成功したことが、1度もありません(挑戦することは数百回かな笑)
それは、節酒は成功率1%未満の「超いばらの道」だからです。
それでは最初に、「節酒とはお酒の量を減らすこと」から確認していきましょう!

お酒を断って10年以上の「まさじろ」が、自身の経験談をもとにシンプルに解説してきますね!
【まさじろの願い】
- お酒がまだ飲める人は、これからは上手に飲みましょう!
- もう、お酒が飲めない人は、私と一緒にお酒なし人生を楽しみましょう!
※お酒の悩みがなくなると、人生は10倍楽しくなりますよ!
節酒とは、お酒の量を減らすこと
節酒とは、お酒の量を減らすことになります。
お酒を断つのではなく「お酒は飲むけど、量は減らそう」というのが節酒になりますね。
具体的には、

最近飲み過ぎだから、お酒の量を減らさないとな
などが代表例ですね。
一般人にとっては、お酒の量を減らすのは何の問題もありません。
しかし、アルコール依存症者にとってこれが難しいんですよね(笑)
お酒で問題を起こしてないなら節酒でもいい
あなたが、お酒で問題を起こしてないなら「節酒」でいいと思います。
お酒の量を意識的に減らせばいいですね。
ただし、あなたがお酒で問題を起こしているなら、チョット話は違ってきます。

禁酒や断酒を検討した方が良いってことですね(詳しくは後述)。
節酒の効果と方法
節酒の効果
節酒の効果には、以下があります。
- お金が節約
- 肝臓が回復
- ダイエット効果
お酒を少し減らすだけで、こんなにも大きな効果を得ることができるんですよね。
3つの効果の中で、最大なのは「肝臓が回復」になります。

アルコール依存症が重度になるほど、肝臓への負担は加速度的に高まるからですね。
節酒の方法
節酒の方法は、「このままでは、2度と飲めなくなる!」と、強く覚悟することになりますね。
「あなたは、これからもお酒を楽しみたいですよね?」、それなら私のようになってはいけません。
節酒に失敗したくない人は、私を「悪い意味のお手本」にするといいですね!
何回も何回も節酒に失敗した私は、「もう2度とお酒は飲めない」んですよ(笑)

今は笑えますが、実際に飲めなくなった時は「悲しい気分で満ち溢れました」からね!
禁酒・断酒の代替
ところで、節酒に関して調べる方には、節酒を「禁酒や断酒の代替」として考えてる方もいます。
具体的には、

禁酒・断酒するのがベストだと分かっている。でも、お酒のない人生は考えられない。節酒でイッてみよう!
な人ですね。
あなたの必死な気持ちは、経験者である私は痛いほど理解できます。
しかし、今から「とっても残念な話し」をしないといけません。
あなたの本音=お酒やめたくない
禁酒・断酒の代替としての節酒を考えてる方は、こんな方だと思います。
- お酒を飲みたいけど、飲み過ぎるから困る
- でも、お酒が大好きだから断つのは嫌だ!
- そうだ!飲み過ぎないように上手に飲めばいいんだ!
- そのためには、節酒だよね!
- 節酒を試したけど、どうもうまくいかない(泣)
- 上手に飲める方法を探そう!
そうやって、あなたは本サイトに辿り着いたんだと思います。
だから、その気持ちが本当によくわかるんです。
だって、私も同じ道を辿ってますからね。

ただし、アルコール問題がある程度進んでいる方にとっては「節酒はかなりの難関」になります。
成功率1%未満のいばらの道
「節酒が難しいなんて、なんでそんなこと分かるの?」と、イラッとした方もいるかと思います。
しかし、その理由は至極単純なことなんです。
私も同じ道を歩んでますし、他のアルコール依存症者も「同じ道を歩んでるから」なんです。
残念ですが、私の知っている中で、節酒に成功してるはたった1人です。
あくまでも体感ですが、節酒の成功率は1,000人に1人ぐらいになると思います。

ようするに、ほとんどの人にとって節酒は、かなりの「いばらの道」になるってことですね。
上手にお酒と付き合える、と思ってますよね

まさじろさんと違って、「上手に節酒」できるから大丈夫!
と、あなたは思ってますよね。
しかし、どうぞお気になさらないで下さい。
だって、私も当時はそう思ってましたから(笑)
しかし、100回以上節酒に失敗すると、いくらお馬鹿な私でも気付いてしまいます。
「節酒、無理じゃん」とね。
当時の私の心境
ちなみに、当時の私の心境はこんな感じになります。
- 飲むと飲みすぎてしまう
- 上手に飲めるようになろう!
- 2、3日は節酒可能
- 泥酔して情けなくなる
- 次こそは上手に飲むぞ
- 節酒失敗

私は、10年以上もこういうことを繰り返しました、ただひたすら。その経験を基に話してるんですよね。
節酒に失敗して気付くことも多い
今回の記事を読み終わったあなたは、私に対して「憎悪に近い気持ち」を抱くと思います(笑)
しかし、それでいいと思ってます。
何事も自分で試してみないと、人は気づかないもんです!
ほとんどの人は、節酒を何回も試して、その度に失敗します。
しかし、ある日ふと、「やっぱり節酒は無理!」と思います。
そこでようやく、「もう飲めないんだなあ」との事実を受け入れるしかなくなります。

この心境に至って、人はようやく「お酒問題と真剣に向かい合う」ことになります。
節酒の最大の効果は、「もう飲めない事実」が把握できる
私のようなアルコール依存症者から見ると、飲み過ぎって実はかなりヤバイ状態なんです。
それは、飲酒をコントロールする力を失いつつあるからです。
つまりは、飲み過ぎを繰り返す人は、「限りなくアルコール依存症側の人間」に近いんです。
いきなり断酒できる人は少なく、ほとんどの人は節酒失敗の道を辿ってます。

節酒の最大の効果は、「お酒の諦め方を知ることができる!」だと私は思いますよ!
節酒・禁酒・断酒の違い
最後に、「節酒・禁酒・断酒」の違いを解説します。
これらの厳密な意味は以下になります。
- 節酒:お酒の量を減らすこと
- 禁酒:期間を定めてお酒を飲まない事
- 断酒:一生お酒を飲まない事
これらの言葉の違いは、上手にお酒を嗜む方には「どうでもいい話」になります。
しかし、アルコールに問題がありそうな人には「かなり重要な話」になりますからね。
ちなみに、私は断酒をしています。

つまりは、一生お酒は飲めない人になりますね。ただ、お酒がないならないで、人生は楽しいもんですよ!
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