今回の記事は、
- アルコール依存症を克服できなかった日々
- アルコール依存症が原因で離婚した悲しい話
について、断酒歴9年の私が紹介します。

アルコール依存症から目を背けると、悲しい現実が降りかかります。お気をつけ下さいね!
アルコール依存症を克服できなかった日々
昔、と言ってもまだ12年程前の私は
「自分はアルコール依存症じゃない!」
と、何度も否認を繰り返しました。

今の私からみると、「あなたは、アルコール依存症確定!」と断言できるんですけどね。
人間てのは不思議なもんで、認めたくないんですよね。
アルコール依存症と認めたら、「2度とお酒が飲めなくなる」ので怖かったんでしょうね!
節酒とスリップを往復な日々
そうやって、私は「節酒→スリップ」を繰り返します。
3日間くらいなら上手に飲めます。しかし、すぐに元のお酒の量に戻ります。
私には無理だったので、節酒ができてる方を「心の底から尊敬」してますね。

ただし、節酒に失敗するのは私だけじゃありませんからね。
ほとんどの方が、節酒に失敗します。
アルコール依存症が原因で離婚した悲しい話
そんなある日、妻が離婚を切り出します。

あなたは、私と一緒だと甘えるから
の言葉を思い出すと、お酒を辞めた今でも軽く泣けてきます。
ただし、当時の私は完全なアルコール依存症だったんで、「妻が出ていくのも無理はない」んですけどね(笑)
そこから、私の酒癖は更に悪化します。だって、寂しいですからね。
飲んで飲んでの日々でした。
ある日、思った
そんなある日、昔有名だった禁酒ブログを読んで「私の断酒意識」が跳ね上がります。
しかし、その後も、下記のような事を何度も何度も繰り返します。

「飲む → 後悔 → 禁酒 → 変な言い訳やこじつけ → 再度飲む → 大後悔 → 禁酒 →またまた飲んでしまう」
本当に無限連鎖でしたね。お酒を克服できたのは何度も言いますが偶然です。
「私は、アルコール依存症だな!」を認めるのに数年かかりました。
克服できたのは諦めなかったから
ちなみに、一発で断酒できた訳ではありません。
100回以上のスリップを経験して、「最後の1回が奇跡的に続いてる」だけです。
厳密には数えていませんが、感覚で言うと
「124回目の断酒が長く続いてるねえ。もう9年を過ぎたの?」
そんな感じですね。

そんな私から言えるのは「何回転んでも克服する意志を忘れたらダメ!」ってことです。
1回で断酒するのがベストです!しかし、99%以上の人はそうはいきません。
普段は断酒に関しては意識しなくなった
実は、今の私は「断酒年数」はあまり意識していません。
不思議なもんで今ではこんな感じです。
お酒を断ってから3ヶ月ぐらいは、毎日「断酒日数を指折り数えて」いたんですけどね。
断酒して3ヶ月〜半年を過ぎると「飲まない日」が当たり前になります。
そこら辺から、日数を数えることはなくなりましたね。

日数を数えなくなると、断酒日数の経過が早いですよ(笑)
お酒に関してようやく気付けたこと
仲の良い友達が集まるとき、お酒の買い出しを頼まれることがあります。

アルコール依存症の私に頼むんだから、友人関係を見直さないといけない!
と、最初は感じてました。
しかし、ある日気づきます。「1人あたりビール1本~2本かよ!」、

こんなんじゃ飲んでも楽しくないよね。「焼酎やワイン」も追加で買ってあげるかな!
お酒よりも楽しいこと
しかし、誰も焼酎やワインに手を付けてません(笑)
ビールを軽く飲むだけで「楽しい」とのことです。
と言うよりも、友達の集まり自体が楽しくて「お酒はついで」なんです。
私は、そんな楽しい飲み会でも1人でお酒を飲みまくって酔いつぶれてました。
本当に迷惑な奴だったみたいですね。
「友人関係を見直さないといけない」と、感じてたのは当時の彼ら彼女らでしょうね。
まとめ
今回は、アルコール依存症を克服した私の体験談を紹介しました。
お酒を飲まなくなってからの人生が、私は楽しいですよ。
ココからが、「本当の私の人生」だと思ってます!
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