今回の記事は、
- アルハラの意味とは?
- アルハラの事例
について、断酒歴9年の私が解説します。

古き時代の名残で、ついついやってしまいがちな「アルハラ」。現代では、「即アウト」ですよ!
アルハラの意味とは?
セクハラを代表とするハラスメントに、近年新しく登場したのが
「アルハラ(アルコール・ハラスメント)」
になります。
アルハラの意味とは、
になりますね。
具体的なアルハラ行為
具体的なアルハラ行為は下記になります。
アルハラで、もっとも良くないのが「一気飲みを強要する」ことですね。
これねえ、死んじゃう可能性があること知ってます?
飲めない人に配慮を欠く

飲めない人に配慮を欠く?
「飲めない人に配慮」を欠くは、コチラの記事が分かりやすかったので紹介します。
本人の体質や意向を無視して飲酒をすすめる、宴会に酒類以外の飲み物を用意しない、飲めないことをからかったり侮辱する、などです。
(引用:厚生労働省「アルハラ」より)
つまりは、「人の嫌がることをしたらダメ!」ってことですね。
アルハラの事例
アルハラが問題視されてきたのは1980年以降になります。
上下関係によって、「無理やりお酒を飲ませる」ようになってきたんですよね。
力関係があるので、下は断るに断れません。
そこで強制的に大量飲酒をするはめになります。
その後の適切な処置がないと、急性アルコール中毒は死に直結します。

日本の良さである、「年長者を尊ぶ」という思想が間違った方向に進んだんですよね。
具体的な事例
アルハラの具体的な事例は以下になります。
- 練習すればアルコールは強くなれると思う。
- 吐く人のための袋・バケツ・つぶれ部屋を用意している。
- 先輩から注がれたら、断っちゃいけない。
- みんなで酔っぱらってこそ仲間との一体感が生まれる。
- 飲み会はちょっとぐらい無茶しないと、楽しくならない。
- ソフトドリンクを飲むなんて、ありえない。
- 酔ってるんなら、多少の暴力や暴言はしょうがない。
- 女だったら、お酌をするのが当たり前だ。
- 未成年でも、少しぐらいなら飲ませたって平気だ。
- 場を盛り上げるイッキコールを3つ以上知っている。
- 体質的に飲めない人なんて、いるわけない。
- 男だったら飲めないとかっこわるい。
(引用:特定非営利活動法人アスク「アルコール関連問題」より」

上記が1つでもあてはまったら、あなたが気づかぬうちにアルハラしている可能性があります。
当然ながら、数が増えるほどアルハラ度は上昇します。
「日本人はお酒に弱い」と知った体験談
学生時代の私は、外国人留学生と仲が良かったんです。
その中でも気があったのが、「ロシア人・モンゴル人・中国人」でした。
仲がよかった理由は、皆んなお酒が大好きだったからです(笑)。
一緒にお酒を飲んでも全然酔いません。

日本のお酒は、「アルコール度数が低いから酔わない」と言ってました。
彼らとの飲み会が、私の「アルコール依存症への第一歩」だった思ってます。
とにかく「一気飲み」が大好きです。私が1番お酒に弱くて、すぐにベロベロになります。
自分の行動の浅はかさに気付いたよ!
ですので、あんまりその頃の記憶はありません。
ただし、「お酒で乱れてしまう」のは私ぐらいでしたね(笑)
彼らとは今でも交流があります。先日、上海で同窓会をしました。
みんな私がお酒をやめたことにビックリ。いろんな手を使って飲ませようとします。
ただし、私たちには上下関係などはないので、簡単に断れるから厳密なアルハラではないですね。
そして、いいおっさんたちの「一気大会」が始まります。

2時間ほどして、1人が潰れます。それでも2時間も耐えます。
ハイピッチ飲み会は6時間
ちなみに飲み会は6時間も続きました。結局、私以外は全員ベロベロです。

私は、学生時代にこんな酒飲みたちと張り合おうとしてたのです。
それは、「アルコール依存症街道」に一直線なはずです。
日本人で、こんなに「お酒が強い人たち」を見たことがありません。
一気飲みってのは、こういう「お酒に強い体質の人の飲み方」と再確認しました。
まとめと関連記事
今回は、「アルハラの意味とは?」と「アルハラの事例」を解説しました。
飲めない人は、遠慮なくお酒を断りましょう。自分の命は、自分で守らないとね!
コメント